来栖もも子


「来栖もも子なのー」
「ももって呼んでほしいの」
「好きなものは、お菓子と……お兄ちゃん!」
「お兄ちゃんは、すっごく優しくて、かっこよくて、いつも遊んでくれるの!」
「ももはお兄ちゃんが大好き!」
「お兄ちゃん、誰にでも優しいから、ももはすっごく心配なの」
「お兄ちゃんが幸せならそれでいいけど……、ってやっぱりダメ!」
「ももはお兄ちゃんとずっと一緒にいたいの!」
「そんなことを思っちゃう、ももって、悪い子なのかな?」
「お兄ちゃんに撫でてもらうと……幸せになれるの」
「こんなわがままなももだけど、お兄ちゃん、もものことをよろしくね♪」
「お兄ちゃん、早く起きてよー。朝なのよー」
「ねぇ、起きてよ。学校遅れちゃうよー」
「は、早く起きないと、キス……しちゃうから……」
「はい。今日の朝ごはんは焼き魚なのです」
「えへへ、デザートにはシュークリームを用意してみたの」
「ふぇぇん、。せっかくももが早起きして作ったのにぃ」
「甘いものは、頭が疲れたときにいいのにぃ」
「えへへ、おいしい?」
「あ、お兄ちゃん、ほっぺたにクリームがついてるよ。取ってあげる」
「えへへ、あまーい」
「ふぇ? 私のほっぺにもクリームついてる?」
「ひゃっ!? もー、舐めちゃだめぇっ!!」
「あんまり、いだすらしないでね♪」
「お兄ちゃんの……見てみたいなぁ」
「だって、これから何時間もお兄ちゃんに会えないんだもん」
「もも、すっごく寂しいのぉ」
「お兄ちゃんは、ももと会えなくて寂しくないの?」
「今日は一時間目から体育があるの。だから制服の下にブルマを穿いてるの」
「お兄ちゃん、見たい?」

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