野々瀬楓
「私は野々瀬楓よ。よろしくね。チュッ♪」
「まあ!? 私の趣味を知りたいの? いいわよ、教えてあ・げ・る♪」
「趣味は……そうね、お掃除とお洗濯かしらねぇ?」
「早く起きなきゃダメよ」
「お寝坊さんね」
「いつまで寝ているの?」
「そんなお寝坊さんな子には……チュッ♪」
「おはようのキスよ♪」
「あら。やっと目が覚めたのね」
「添い寝、してあげよっか?」
「うふふ。朝から元気ねぇ」
「あら、見せてくれるの?」
「大きくなったわね。素敵よ」
「まぁ、してほしいの?」
「ダメよ、お・あ・ず・け、よ♪」
「あ〜ん、せつない顔しちゃってぇ」
「かわいいわねぇ。お姉さんがしてあげるわ」
「どう? 気持ちいいの?」
「うふふ、素直ね。素直な子は好きよ」
「あんっ♪ お姉さんにもしてくれるの?」
「なかなか上手よ♪ うん、気持ちいいわ」
「あんっ、ちょ、ちょっと、それは強引すぎよ……」
「もうっ、いだすらっこなんだからぁ」
「ご飯? お風呂? それとも、わ・た・し?」
「電話、鳴ってたわよ?」
「メールなの? たまには私にも送ってね」
「あら。非通知みたいよ。代わりに出てあげましょうか?」
「どこ見てるの?」
「見たいのなら言ってくれればいいのに」
「……いいわよ? うふふっ」
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